株や投資で失敗して借金を作る可能性って本当に有るの?当ブログで検証!自己破産は可能?不可能?
よくドラマや映画で
「主人公が株で失敗して借金を抱える」
みたいな不幸な設定や背景がありますよね?
こういったことは現実世界でも起こりえる話なのかをこの記事で解説します。
10年以上も大手の証券会社で勤務した僕なので、お役に立てるのではと思っています。
これから株式投資を始めようと思っている方や、単純に興味のある方はぜひ続きをお読みください。
投資のリスクについて考える
僕のメルマガ読者の方で、あまり投資の知識が無い方は
「投資で失敗=多額の借金」
というイメージをお持ちだった方もたくさんいました。
もし仮に自分が買った株や暗号通貨が急激に値下がりしたら、どこまでのリスクを
自分(投資家)が負担することになるのか、という話をしていきます。
まず最初に結論からお伝えしますと投資先の値下がりであなたが借金をするということは絶対にありません。
「有限責任」と「無限責任」
少し難しい言葉を使うと、「有限責任」と「無限責任」という言葉があります。
投資というのは「有限責任」です。
これは、
「投資家が負うべき責任は投資した金額の範囲内」
ということを意味しています。
つまり、暗号通貨にしても株式にしても、あなたが100万円を投資した場合、あなたが負わなければならない責任の範囲は最大でも投資した100万円がそのまま戻ってこないというのが最大の責任幅となるわけです。
これ以上の責任を背負うことはありませんし、そもそもそうならないための分散投資なので100万円がゼロになることもまず有り得ません。
投資先が潰れても借金を背負うことは無いの?
少し極端な話をすると仮に投資した暗号通貨が消滅したり投資した企業が倒産しても最大損失は投資をした金額であるため、投資家が追加的な負担をする必要はありません。
ここまでの説明で、借金を背負うことが無いということは理解いただけたと思います。
一方で、株の信用取引やFXなどの「デリバティブ取引」をしている場合やそもそも借金を元手に投資をしている場合は別です。
デリバティブ取引とは証拠金を担保として元手の3倍~100倍程度までの投資を可能にする、ハイリスクハイリターンな投資方法です。
仮に100万円を担保とすれば300万円~1億円相当の投資ができるので、損失が膨らむと、元の100万円を上回る大きな損失額が出る可能性があります。
このような取引はかなりギャンブル性が高くある程度の投資経験のある方であれば挑戦してもいいのですが、このブログでは投資未経験の方でも安心して取り組めることを何より最優先しているので、こういった取引はオススメしていません。
あくまで自分の資産のなかでお金を増やしていく方法をお伝えしています。
まとめ
さて、それでは今日の話をまとめると、株の損失は、最大でも投資金額まで、それ以上に損することはない。
一方で、利益の可能性は無大なので10倍にも20倍にも増える可能性を秘めている。という内容です。
自分の資産の範囲でしっかりと節度ある投資をしていれば借金をすることは絶対にないので、ご安心ください。